久保田智之 プロ野球の速球派

久保田智之は阪神タイガースに所属していた元プロ野球選手で、ルーキーのころからトルネード投法気味のダイナミックな投球フォームから威力のある速球と落差のあるスライダーを武器に活躍していました。特にストレートの威力は抜群で、常時150キロを超えるスピードを記録し、最高では157キロを計測しました。プロでは主にリリーフ投手として活躍し、優勝時にはクローザーを務めていました。

多くの試合に登板できるタフネスさが特徴で、リリーフで90試合登板というプロ野球記録を樹立しました。分業が進んでいる現在のプロ野球でもこれほど多くの登板をすることは稀で、今後もなかなか破るものは現れないという声もあります。

このような非常に多くの登板をしていたことから、選手時代晩年は登板過多による疲労で球速も衰えだしました。勤続年数としては10年程度の選手ですが、優勝に大きく貢献した選手としてファンの中では記憶に残る選手となっています。