平井正史 プロ野球の速球派

平井正史

平井正史さんは愛媛県宇和島市出身の元プロ野球選手で、現役当時はオリックスと中日ドラゴンズに在籍していました。高校時代は野球の名門校である宇和島東高校に在籍し、甲子園にも出場しました。高校3年時のドラフト会議でオリックスから1位指名を受け、高校卒業後にオリックスに入団し、プロ野球選手となりました。高校卒業1年目から1軍のマウンドに上がり、2年目には抑えのポジションを任せられるようになりました。

平井さんは若くして剛速球を投げることができるようになったピッチャーで2年目に自己最速となる157km/hを計測しました。その後は抑え投手としてだけでなく先発投手としても活躍しました。

その後は度重なる怪我もあり、全盛期程の球速は出すことができなかったものの、2003年の中日ドラゴンズ在籍時には先発投手として12勝をあげるなど復活することができました。また、シビアなプロ野球界で21年間も現役を続けることができたのは平井さんが速球だけのピッチャーではなかったからでしょう。